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おにたのぼうし

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節分の夜のことです。
どのうちからもまめをまく音がして、
おにの子のおにたは、いくところがありません。
つのをかくす古いむぎわらぼうしをかぶって、まちを歩いていきました。
ようやく小さな橋をわたったところに、まめのにおいのしない家をみつけました。
そこには、おんなのことおかあさんがすんでいました。
おかあさんは病気でした。
てんじょうのはりの上で、ふたりのようすをみていたおにたは、
おんなのこをよろこばせてやりたいと思います。

節分の日をベースにした、ちょっと切ない話。
いわさきさんの水彩画がさらに切なさを倍増させてくれています。
とても感動的な一冊です。
節分のシーズンに親子で読んでみるといいかもしれません。

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